2025年12月09日 お知らせ NEW
宇治市と連携した実地消防訓練を実施しました(11/28)
近年、台風・集中豪雨・地震などの自然災害が激甚化する中、
介護付き有料老人ホームとして迅速で正確な初動対応を整える重要性は高まっています。
京都〈ゆうゆうの里〉では、入居者の皆さまの安全確保を最優先に、
地域全体の防災力向上を目的とした 実地消防訓練 ~高齢者の命を守る、多機関連携の実地訓練~を下記の通り実施いたしました。
宇治市危機管理室、消防本部、白川地区、近隣施設との連携のもと、
通報・避難・消火・情報共有体制について総合的な確認を行いました。
■ 訓練概要
開催日時: 2025年11月28日 10:00~11:50
開催場所: 京都〈ゆうゆうの里〉(宇治市白川鍋倉山14-1)
参加団体: 宇治市危機管理室、宇治市消防本部 中消防署、白川地区(区長・副区長)、社会福祉法人 宇治明星園、京都〈ゆうゆうの里〉
■ 当日の様子
訓練には スタッフが中心となって実働参加 し、
入居者の皆さまには安全に配慮したうえで見学いただきました。
敷地内では 消防車による実際の放水訓練 も実施され、
迫力ある放水の様子に、見学されていた入居者の方々からは
「いざという時の力強さを感じた」といった声も聞かれました。
また、消防署員の方より、
「高齢者施設では初動の判断が特に重要です」
といった助言もあり、職員にとって実践的な学びの場となりました。
■ 訓練内容
1.総合防災訓練
- 地震を想定した安否確認
- 設備・建物の点検
- 火災発生を想定した避難訓練
- 災害時を想定した炊き出し訓練
- 白川明星園、白川地区区長・副区長による現地見学


2.消防署指導による専門訓練
- 高層階を想定した救助方法の指導
- 初期消火技術の習得訓練
- 中消防署員による講評と改善点の指導


3.情報連絡・報告訓練
- 白川地区の要援護者状況確認および宇治市危機管理室への報告手順
- 災害時の情報共有・連携体制の確認
■ 今後に向けて
今回の訓練で得られた気づきをもとに、
防災マニュアルの見直しや職員研修の強化を進めてまいります。
また、地域の方々や行政・関連機関との連携をより深め、
災害発生時に迅速に支え合える体制づくりに取り組んでいきます。
■ KCN京都による取材について
当日の訓練の様子は、KCN京都(CATV局) の取材を受け、
YouTube公式チャンネルにて紹介されています。
番組名:「週刊 地域トピックス」12月5日放映分
(番組の最終枠にて放映 10分36秒からスタート)
