2025年11月06日 季節・行事・暮らしの工夫 NEW
暦のうえでは冬、でもまだ秋の名残
1. 暦のうえでは冬、「立冬」とは
11月7日は、二十四節気のひとつ「立冬(りっとう)」です。
一年を24の季節に分けるこの暦では、立冬は「冬のはじまり」を意味します。
とはいえ、京都ではこの頃もやわらかな陽射しが届き、朝晩の冷え込みをのぞけば、秋の気配がまだ色濃く残っています。
昔の人は、こうした季節のうつろいを暦とともに感じ取りながら、暮らしのリズムを整えていたといわれます。
私たちも、立冬をきっかけに「季節の歩みを感じる心」を大切にしたいものですね。
2. 今年はまだ秋の名残の中で
今年の立冬は、例年に比べると少し暖かく、里の木々もゆっくりと色づいています。
敷地内を歩くと、もみじやナンキンハゼが徐々に赤く染まりはじめ、陽の光を受けて輝く様子がとても美しいです🍁
風に舞う落ち葉の音や、夕方にのびる影の長さにも、季節の変化がそっと感じられます。
里のあちらこちらでは、入居者の皆さまがカメラを手に散策される姿も見られます。
「この辺の紅葉は、もう少し先が見頃かしら」
そんな会話が聞こえてくると、季節を共に味わう時間のあたたかさを感じます。


3. 京都〈ゆうゆうの里〉で見つけた季節のやさしさ
京都〈ゆうゆうの里〉の広い敷地には、約700種の木々や草花が育っています。
立冬の頃になると、庭園にはツワブキの黄色い花が咲き、サザンカが可憐な姿を見せはじめます。
小さな花々が、冬を迎える前の風景にやさしい彩りを添えてくれます。
また、館内のカフェでは、温かい飲み物を手にゆっくりと過ごす方の姿も増えてきました。
昼下がりのやわらかな日差しが差し込む窓辺で、会話や読書を楽しむひととき――
その穏やかな時間が、秋の名残をやさしく感じさせてくれます。
4. 穏やかな陽だまりの時間を大切に
季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期でもあります。
看護・介護スタッフからも、「朝晩の冷えには軽めの上着を」「室内では乾燥に注意を」といった声が聞かれます。
無理なく、少しずつ冬の準備をしながら、今の心地よい季節を楽しんでいけたらいいですね。
自然のうつろいは、私たちの心をやさしく整えてくれます。
立冬のこの時期、ゆうゆうの里の景色の中で、秋と冬のあいだの「静かな美しさ」を感じながら、今日も穏やかに日々を重ねていきたいと思います。
🍂おわりに
暦のうえでは冬でも、心にはまだ秋の名残が残る11月。
ゆっくりと深呼吸をしながら、自然のリズムに寄り添って暮らす。
そんな日々が、京都〈ゆうゆうの里〉らしい季節の楽しみ方かもしれません。
そして、11月14日(金)には、施設の雰囲気をより気軽に感じていただける
【ランチ付き】「はじめの一歩見学会」 を開催いたします。
団体見学会なので、ぜひお気軽にご参加ください。皆さまの質問をご参考にしていただけます。
また、恒例の
【ランチ付き】無料見学会も実施中です。
今月は11月15日(土)までとなっております。

紅葉に彩られたゆうゆうの里の自然を楽しみながら、
実際の生活空間や食事、スタッフとの交流をゆっくりご体験ください。
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