2025年11月20日 NEW
感謝を伝える日々に想いを込めて 〜いい夫婦の日と勤労感謝の日に寄せて〜
いつも当施設をご利用いただき、そしてこのブログをお読みいただきありがとうございます。スタッフ一同、皆さまの「安心・やすらぎ」の毎日を支えられることを何よりの喜びに感じています。
11月も中旬を過ぎ、木々が少しずつ鮮やかに色づき始めるこの季節。まもなく訪れる2つの記念日──11月22日「いい夫婦の日」、11月23日「勤労感謝の日」。今回は、これらの記念日を通じて、私たちの日々にある“感謝”の気持ちをあらためて見つめてみたいと思います。
1.「いい夫婦の日」に想う、絆のかたち
11月22日は「いい夫婦の日」。語呂合わせの「11(いい)22(ふうふ)」から名付けられた記念日で、パートナーに対して普段なかなか伝えられない感謝や想いをかたちにする機会とされています。
この日を機に、「いつもありがとう」「一緒にいてくれてありがとう」という言葉が、夫婦・パートナーの間で自然に交わされるといいなと思います。
また、施設にいらっしゃるご入居者様を拝見していると、長年連れ添ってこられたご夫婦やご家族の方が、お互いを気遣い合いながら過ごされている姿が、本当に温かく、印象深いものです。
「いい夫婦の日」は、決して“豪華にお祝いする日”というわけではなく、日常の中で「ありがとう」「おかげさま」を感じる小さな瞬間を大切にする日だと私は考えています。たとえば、ちょっとした手紙を渡したり、一緒にゆったり過ごす時間を設けたり――。そんな心遣いが、どなたにとっても豊かな“絆のかたち”になるのではないでしょうか。

2.「勤労感謝の日」に寄せて、日々の支えに感謝を
翌11月23日は「勤労感謝の日」。この日の趣旨は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」こと。
言い換えれば、働くこと・支え合うこと・作り出すこと、そのすべてに「ありがとう」を伝える日です。私たちスタッフも、ご入居者様、ご家族様、地域の方々、そして日々働く仲間たちに感謝の気持ちを新たにしたいと思います。
介護という仕事は「支えられ、支える」関係の中にあります。ご入居者様が安心して暮らせること、その笑顔を見ることが、私たちにとっての喜びです。でもその背景には、ご家族様や地域、また施設内の多くのスタッフの“働き”があります。この勤労感謝の日には、「ありがとう」の言葉を、いつも以上に届ける機会にしたいですね。
また、この時期は一年の終わりに向けて気忙しくなることも多いですが、立ち止まって「働けること」「支え合えること」「関わり合っていること」に思いを馳せる時間を持てれば、心が少し軽くなるかもしれません。

3.京都〈ゆうゆうの里〉で見つけた、温かい日常のひとコマ
当施設、京都〈ゆうゆうの里〉は、約11万㎡の広々とした敷地を持ち、豊かな自然環境の中で暮らしていただけることが大きな特徴です。敷地には700種を超える樹木や草花、庭園や遊歩道が整備されており、四季折々の散策が楽しめます。
居室も「戸建型」「マンション型」の二つのタイプがあり、どちらもバリアフリー設計。大浴場・温水プール・アスレチックジム・陶芸室・麻雀室・図書室・音楽室・カフェ・ゲストルームなど、充実の共用設備を備えています。また、敷地内には診療所を併設し、介護・看護体制も整っています。終身型なので、自立から要介護・看取りまで一貫して対応できる住まいです。
さらに、施設内厨房で調理され、栄養士が健康に配慮したメニューを監修。年間を通じて季節行事・クラブ活動・趣味のサークル活動も活発に行われています。
このような環境の中で、例えば「いい夫婦の日」にはご夫婦でゆったりと庭園を散策されたり、「勤労感謝の日」にはスタッフが感謝の気持ちを込めて手作りの飾りやメッセージカードを準備したり――。そんな温かなひとコマが、日常の中で少しずつ積み重なっています。
施設として、こうした“自然・暮らし・感謝”がつながる時間を大切にしながら、皆さまにとって心休まる場となれるよう、スタッフ一同努めてまいります。
4.おわりに
11月22日・23日という二日間は、それぞれ“絆をあらためて感じる”“働き・支えあいをあらためて感じる”大切な節目です。私たちも、この機会に初心に立ち返り、日々を支える“感謝”の想いを深めていきたいと思います。
ご入居者様、ご家族様、そして支えてくださるすべての方々へ。
「いつもありがとうございます」—このひと言を、心からお届けしたいです。
どうか皆さま、お身体を大切に、穏やかで温かな時間をお過ごしください。
これからも京都〈ゆうゆうの里〉をどうぞよろしくお願いいたします。
