2025年07月08日 健康・運動(身体のケア) NEW
高齢者の健康づくりには“歩く習慣”が効果的!

― 京都ゆうゆうの里の自然環境を活かしたウォーキングのすすめ ―
目次
【1】はじめに:なぜ“歩くこと”が注目されているのか
こんにちは。京都ゆうゆうの里スタッフブログです。
高齢期の健康維持には、無理のない運動の継続が大切だとされています。中でも「歩くこと」は、日常の中で取り入れやすく、多くの方におすすめできる習慣です。
今回は「歩くことの健康効果」と、当施設の自然に囲まれた環境を活かした日々の暮らし方をご紹介いたします。
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【2】歩くことがもたらす健康効果とは?
「歩行」は高齢者にとってもっとも身近で安全性の高い有酸素運動です。多くの研究で、以下のような効果が報告されています:
- 下肢筋力や体力の維持・向上
- 転倒リスクの軽減
- 認知機能の維持(脳への刺激)
- 血行促進・代謝向上による生活習慣病予防
- 気分転換や不安軽減など、メンタル面の安定
厚生労働省が公表している「健康づくりのための身体活動基準」でも、高齢者には「無理なく続けられる身体活動として、日常生活での歩行や軽い体操」が推奨されています。
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【3】京都ゆうゆうの里の環境と“歩く”習慣
当施設が立地する京都・宇治市の自然に囲まれた環境は、「歩く」ことを日常に取り入れるにはとても恵まれた条件がそろっています。
約11万㎡(甲子園2.5個分)という広大な敷地内には、木々や草花に囲まれた庭園や遊歩道、小径が整備されており、四季の移ろいを感じながら気持ちよく歩くことができます。
特に注目したいのが、ゆるやかな坂道や起伏のあるルートがある点です。
坂道を歩くことで自然にふくらはぎを使う動きが増え、血流を促進する効果が期待できます。
「ふくらはぎは第二の心臓」とも言われるように、下半身の筋肉をしっかり動かすことは、全身の健康維持にもつながります。
ただし、体調や体力は人それぞれです。
そのため当施設では、比較的平坦なルートやバリアフリー設計の廊下、屋内の移動空間も充実させています。
お一人おひとりの体力や調子に合わせて、無理なく「歩く習慣」を続けられるような環境づくりを大切にしています。
たとえば…
- 四季折々の景色を感じられる植栽
- 周囲に緑が多く、視覚的・心理的な癒しがある
- 外に出ずとも、共用部や館内廊下でも体を動かせる
といった点が、日常的な軽い運動につながりやすいポイントです。
※施設内の移動や散策ルートに関しては、安全性確保の観点からスタッフが常時点検・整備を行っています。
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【4】歩くことが日課になっているご入居者様も
ご入居者様の中には、毎朝の散歩を日課にされている方も多くいらっしゃいます。とくに春や秋の気候の良い時期は、庭園の木々や花々が見ごろとなり、散歩の時間が自然と長くなるようです。
「朝の光を浴びながら歩くと、心も体もすっきりする」
「鳥の声や風の音を聞きながら歩くのが楽しみ」
…といったお声も多く聞かれます。
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【5】無理なく始める“歩く習慣”のコツ
はじめから長時間歩こうとせず、以下のような工夫で続けやすくなります:
- 短時間からスタート(5~10分程度)
- 歩く時間帯を決める(例:朝食後・夕食前など)
- 人と一緒に歩く(会話しながらで無理なく)
特別な道具も必要なく、少しの意識で取り入れられるのがウォーキングの魅力です。
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【6】おわりに
高齢期の健康維持において、“歩く”というシンプルな行動には想像以上の力があります。
京都ゆうゆうの里では、自然に囲まれた静かな環境の中で、日常の中に無理のない運動習慣を取り入れていただける暮らしを提供しています。
ご見学や資料請求なども随時承っておりますので、お気軽にご相談ください。