2025年12月04日 施設のご紹介 NEW
風邪・インフルエンザ感染予防 〜みんなで守る冬の健康〜
こんにちは。京都〈ゆうゆうの里〉スタッフです。いつもブログをご覧いただきありがとうございます。師走を迎え、朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきました。年末に向けて何かと慌ただしくなる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
空気が乾燥し、体調を崩しやすいこの季節は、風邪やインフルエンザなどの感染症にも特に注意が必要です。今年は例年に比べてインフルエンザの流行が早く、地域によっては警報レベルに達しているとの報道も見られます。
そこで今回のブログでは、私たち京都〈ゆうゆうの里〉が実施している感染症予防の取り組みや体制についてあらためてご紹介いたします。
目次
1. 京都〈ゆうゆうの里〉でのインフルエンザ対策
当施設では、毎年10月より併設の診療所にてご希望の方へインフルエンザ予防接種を実施しています。館内放送を通じて、接種のお知らせや注意喚起も随時行っており、希望者の皆さまには順次ご案内を差し上げています。
また、診療所内で万が一インフルエンザの陽性者が確認された場合には、感染拡大を防ぐため、対象者の居室対応を徹底しています。食事も職員が居室までお届けし、安全に配慮した対応を取ることで、施設内での二次感染のリスクを最小限に抑える体制を整えています。

2. 職員による感染予防と研修体制
入居者の皆さまの健康を守るためには、施設スタッフ自身が「感染源にならない」ことも大切です。
そのため京都〈ゆうゆうの里〉では、インフルエンザ流行期を迎える前に、毎年職員を対象とした感染予防研修を実施しています。正しい手指衛生やマスク着用、体調不良時の対応など、日頃からの感染予防行動を徹底し、職員一人ひとりが高い意識で行動するよう努めています。
3. 居室での対応と診療所との連携
体調不良の方が出た場合には、診療所との連携のもと、速やかに医療的対応を行うとともに、他の入居者さまへの影響を最小限にとどめるよう配慮しています。
特に感染症が疑われる場合には、居室からの移動を控えていただき、必要に応じて食事や生活支援を職員が個別に対応いたします。このように、施設内で生活しながらも医療と介護が連携し、安全に過ごせる体制を常に整えています。
4. 環境を整える日常的な取り組み
手指消毒液は、施設内の各所に常時設置されており、来館者やスタッフもいつでも使用できるようになっています。加えて、共用手すりの清掃も日常業務の中で定期的に行い、清潔な環境を保つよう心がけています。
また、大食堂には今季より新たに空気清浄機を導入しました。これにより、食事の時間を安心して過ごせるよう、空気環境の改善にも努めています。
さらに、人が集まりやすいケアセンター、食堂、浴場などの共用スペースでは、日々の清掃時に窓を開けて換気を行い、空気の入れ替えを徹底しています。

5. おわりに 〜安心して過ごせる冬のために〜
感染症の予防は、施設としての体制と同時に、一人ひとりの日々の心がけが大切です。安心してこの冬を過ごしていただけるよう、スタッフ一同、細やかな配慮と継続的な対策を重ねてまいります。
これからますます寒さも厳しくなりますので、皆さまもどうぞご自愛のうえ、穏やかな年末をお迎えください。
